4月13日 日曜日

 とうとう、納骨の日になった。100ヶ日は来週だが、俺の誕生日に合わせルカの納骨をしたかった。仲間からは、不評だったが、俺の新たな旅立ちに相応しい日にしたかったのだ。まあ、何も知らない連中には奇異に思えたかも知れない。だが、誰に何と言われようと、俺は俺の想いを込めたかった。
 フランス行きは、準備も終わり、出発を待つばかりになっていた。後は、仲間に言うだけなのだが、結局俺はこの日、言わなかった。いや、言いたくなかったのだ。この期に及んでまで人から言われる事を恐れていたのかもしれない。言わない方が、後から言われる事になるが、それでも皆は分かってくれると信じていた部分もある。だから、今日は皆とバカな話で盛り上がった。勿論、痛みはまだ襲ってくる。それでも、四十九日の日に尊が掛けてくれた電話のおかげで、俺はまた少し楽になれた。そんな連中と俺は離れようとしている。一言言えば、止める連中もいるし、快く送り出してくれる連中もいる。俺はそんな仲間と出逢えた。ルカもその一員になった。その、ルカの納骨は楽しくしてやりたい。此処で俺がフランス行きを言い出したら、色々とあるだろう。ルカの前でそれは嫌だった。俺は、大いに飲み、語りバカ騒ぎをした。それも、ルカへの餞だと想っていた。
[PR]
by karura1204 | 2004-12-01 00:00 | エピローグ
<< 3月2日 日曜日 4月21日 月曜日 >>