2月2日 日曜日

 俺は、ようやく、マンションへ帰りついた。留守電は、もはや入りきらず。途中で伝言が終わっていた。仲間からのメッセージが多かったが、社の人間のメッセージもあった。
 郵便受けも満杯だった。手書きのメモみたいなものに、「出社してください」とだけ書かれたものや、「純平、どうしたんだよ」と言ったものもあった。そして、その中に会社から、1月末日付けで退職勧告の書類が届いていた。俺は、封をあけ、中身を一瞥すると破り捨てた。もう、俺に会社は必要ない。
 俺は、自分のデスクの鍵と支給されていた携帯を梱包すると、退職届を書き、必要書類意外は、すべて捨てて欲しいと一筆添え飯島に送った。
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by karura1204 | 2004-12-01 00:08 | 第六章 冬の花火
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