ルカ、君の居ない部屋は寒々とし、俺はひとり凍える夜を過ごしている。持ち主のいなくなったベッドは哀しいね。夜の明かりがそこだけスポットライトのように照らしている。哀しすぎる。ひとりに戻っただけなのに・・ベランダの鬼灯は色を失い、想い出は色を増してゆく。ルカ、君が鳴らしたあの鬼灯の音色は綺麗だったよ。君の心と同じように、今もこの胸に響いている。なのに、君は・・・・・・
by karura1204
| 2004-12-01 00:14
| 第六章 冬の花火
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